こんなに違う!ゴルフボールの種類ごとの比較と選び方

ゴルフボールの種類ごとの比較と選び方

最近OBも少なくなって、スコアも安定してきた方におすすめのゴルフ情報です。スコアアップを目指して、そろそろ自分に合うボールを探してみませんか?

ある程度ゴルフが上達してきているのになかなかスコアが上がらないという方は、自分に合っていないゴルフボールを使っている可能性があります。一般的に、自分に合うボールを使うと20ヤード変わると言われています。

ここでは、ゴルフボールの種類ごとの特徴について解説していきますので、是非参考にしてみてください。

目次

ゴルフボールは主に3種類(スピン系・ディスタンス系・第3系)

ゴルフボールは大きく分けると【スピン系ボール・ディスタンス系ボール・第3系ボール】の3種類に分けることができます。それでは、詳しくみていきましょう。

スピン系ボールの特徴

出典:GDOゴルフショップ
スピン系のゴルフボールは、中心部が硬くてボールが潰れにくく、表面が柔らかくてフェースに長く触れていられるため、スピンをかけやすいのが特徴です。飛距離のあるショットより、コントロールショットアプローチショットをアップしたいという方に向いているゴルフボールです。

また、上級者向きのゴルフボールではありますが、スピンがかかりやすいので、どうしてもフックがかかってしまう方にもおすすめです。

ディスタンス系ボールの特徴

出典:GDOゴルフショップ
ディスタンス系のゴルフボールは、表面は硬いのに中心部のコアが柔らかいため、インパクトの瞬間にボール全体が潰れて大きな反発力を生み、飛距離のあるショットが出やすくなります。飛距離のあるショットを打ちたいという方に向いているボールです。

スピンがかかりにくいので、どうしてもスライスがかかってしまうという方もディスタンス系ボールにすることで、スライスのかかりすぎを防ぐことができます。

第3系ボールの特徴

ゴルフボールの種類は、実際はスピン系ボールとディスタンス系ボールの2種類ですが、なかには、ディスタンス系なのにスピンをかけやすいボールやスピン系ボールなのに飛距離が出しやすいボールがあります。

このように、両方のいいとこ取りをしたゴルフボールを第3系ボールと呼びます。ディスタンス系、スピン系と区別して、バランス型のボールを第3系ボールとしてカテゴリー分けしています。

飛距離も出せてスピンをかけやすい第3系ボールは、ゴルフを早く上達したいという方におすすめですが、バランス型のボールのため、どうしても飛距離やスピンのかけやすさが劣ってしまいます。 平均から上のスコアを目指すのであれば、使いやすい第3系より、それぞれに特化したディスタンス系やスピン系を選ぶ方がよいでしょう。

自分に合ったゴルフボールの選び方

ゴルフボールの種類やそれぞれの特徴はわかっても、実際に自分がどのボールを使ったらよいのか、自分に合ったボールはどのボールなのかが分からないという方も多いでしょう。自分に合ったゴルフボールを選ぶためには、

  • ヘッドスピードに合わせる
  • 自分の球筋に合わせる
  • プレースタイルに合わせる

の3つが必要です。それでは、詳しく解説していきます。

選び方① ヘッドスピードに合わせる

ヘッドスピード ドライバーでの飛距離 ゴルファー
48m/s以上 280ヤード前後 プロのハードヒッター
43-48m/s未満 240ヤード前後 アマのハードヒッターおよびプロ
38-43m/s未満 200ヤード前後 一般ゴルファー
33-38m/s未満 180ヤード前後 シニアおよびやや非力なゴルファー
33m/s未満 150ヤード前後 女性ゴルファー

どのゴルフボールが自分に合っているのか知りたいのなら、まずは、あなたのヘッドスピードに注目してみましょう。ゴルフボールには推奨ヘッドスピードがあります。ゴルフボールが入っている箱や容器をよく確認してみてください。必ず推奨ヘッドスピードが明記されているはずです。

ヘッドスピードが凄く速いのに、推奨ヘッドスピードの速度が遅めに設定されているボールを使ってしまったら、ボール本来の性能が発揮されません。そうなると、当然、スコアを上げることもできません。ちなみに、自分のヘッドスピードを知りたいという方は、ゴルフ用品店で頼めば測定してもらえます。

選び方② 自分の球筋に合わせる

ゴルフボールの種類を紹介した際にお話ししましたが、ディスタンス系ボールはスライス、スピン系ボールはフックのかかりすぎを防ぐことができます。そのため、スライス系の球筋を打つ方がスピン系ボールを使うと、スピンがかかり過ぎてしまいます。

また、フック系の球筋の方がディスタンス系を選んでしまうとスピンが少なすぎて、ディスタンス系ボールを使っているのにボールが飛ばなくなってしまうこともあります。そのため、自分の球筋に合ったゴルフボールを選ぶこともスコアアップのためには必要なことといえます。

選び方③ プレースタイルに合わせる

ゴルファーそれぞれにプレースタイルがあると思います。ゴルフボールは、自分のプレースタイルに合ったボールを選びましょう。

例えば、飛距離重視のプレースタイルの方に合っているのはディスタンス系ボール、コントロールショットやアプローチショットを駆使するスタイルならスピン系ボールがおすすめです。ちなみに、まだ自身のプレースタイルが定まっていないという方は、第3系ボールを使うとよいでしょう。


まとめ

最後に、高いスコアを出したいのなら、自分に合ったゴルフクラブを使うことも大切ですが、自分に合ったゴルフボールを選ぶことも重要です。

今回は、ゴルフボールの種類ごとの比較と選び方について解説してきましたが、「元ショップ店員が教えるゴルフボールのおすすめランキング」で、そちらのページも参考にしてみてください。

ゴルフボールの種類ごとの比較と選び方

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

PGAティーチングプロA級合格
元大手ゴルフレッスン会社に勤務
ゴルフフレンズ編集部
執筆者の経歴・詳細はこちら
小学生2年生からゴルフを始め、ゴルフの魅力に気づく。
PGAティーチングプロA級を取得し、その後は大手ゴルフレッスン会社に勤務。現在はゴルフフレンズ編集部として、ゴルフに関する記事を執筆している。

目次