雨天決行!雨の日ゴルフの特別ルール

雨の日ゴルフの特別ルール

ゴルフをする時には当日予約をすることは少なく、ほとんどの場合が数週間から数ヶ月前からゴルフ場の予約をとってプレーしていることでしょう。そのため、プレー当日の天候があまり良くないという状況も大いにあり得ます。

大雨や大雪など全くプレーできない状況であれば、キャンセルする必要もありますが、多少の雨であれば決行することが多いでしょう。そこで、今回は雨天決行の場合の特別ルールについて解説していきます。

目次

多少の雨ならレインウェアを着てラウンド

ゴルフは雨の日でもプレーすることが想定されていることからレインウェアが販売されています。スポーツメーカーで販売されているゴルフ用レインウェアはスイングに影響が出ないような設計がされています。

ゴルフ用のレインウェアでなくてもプレーは可能なので、雨が降りそうな時には安物のレインウェアで良いので用意しておきましょう。

雨の日ゴルフで用意しておくとよいもの

雨の日にはレインウェアを必ず用意しておきましょう。レインウェアに防水スプレーを振りかけるとさらに快適に雨の日のゴルフをプレーできます。その他にはグローブの替えやタオル、靴下、シャツ、パンツなどの着替えを用意しておきましょう。着替えは数枚用意しておくと、昼休憩時にも着替えることができるので便利です。

傘を差しながらプレーしてもいいの?

雨の日は濡れたくないので、傘を差しながらプレーしたいところです。しかし、雨の日のゴルフ場を見てみると傘を差しながらスイングをしている方はあまり見かけません。ルール上はどうなのでしょうか?

ルール上、自分で傘を差しながらスイングしても問題なく、罰もありません。しかし、パッティングなどの時にキャディーや同伴競技者など他人に傘を差してもらって打つことは違反行為になっています。また、自分で傘を差したままスイングするのはかなり難しいので、やはりレインウェアを着てプレーするのが良いでしょう。

スイングする直前まで傘を差していることは問題ありませんし、皆さんそうやっているので、そこは安心してください。

カジュアルウォーターの救済ルール

雨の日にできた一時的な水たまりのことをカジュアルウォーターといいます。2019年から適用されている新ルールではテンポラリーウォーターと呼ばれています。このような水たまりにボールが入ってしまった場合には救済を受けることができます。エリア別にどのような救済を受けることができるのか解説していきます。

スルーザグリーン

スルーザグリーンとはフェアウェイとラフのことです。スルーザグリーンにあるテンポラリーウォーターにボールが入ってしまった場合には無罰でボールに近付かないようにニアレスポイントから1クラブレングス以内にドロップすることが可能です。(参考:正しいドロップの仕方

ボール自体はテンポラリーウォーターに入っていないが、アドレスをとると足が入ってしまうという場合にはこのルールは適用されるので救済を受けましょう。

バンカー

バンカー内のテンポラリーウォーターにボールが入ったり、アドレスをとると足が入ってしまったりする場合には無罰でバンカー内にニアレスポイントにドロップすることができます。

さらに1打罰でカップとボールを結んだバンカー外の後方線上にドロップすることもできます。そのため、バンカーが濡れて重いので脱出が困難だと判断した場合には1打罰でバンカー外にドロップするのも良い選択肢といえるでしょう。

グリーン

パッティングライン上にテンポラリーウォーターがある場合には、カップに近付かないニアレスポイントに無罰でプレースすることが可能です。ただでさえ、水を多く含んで重くなっているグリーン上でテンポラリーウォーターを超えてカップインさえるのは至難の業です。救済を受けて1パットを目指しましょう。

雨天中止の判断基準と予約キャンセルにかかる費用

基本的にゴルフは雨天でも実施するスポーツです。そのため、雨量が何ミリを超えたら中止になるという明確な基準は存在していません。台風など明らかにプレーできない状況であればゴルフ場の判断でクローズとなることもあります。しかし、クローズとなることの方が珍しいので雨の日でもオープンしていると思った方が良いでしょう。

予約キャンセル料はゴルフ場によって変わります。最近では平日に関してはキャンセル料を取らないゴルフ場が多くなっています。また、当日キャンセルと数日前にキャンセルするのではキャンセル料が変わるケースが多いので、予約しているゴルフ場のキャンセル料を確認しましょう。

雨の日ゴルフの特別ルール

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この記事を書いた人

PGAティーチングプロA級合格
元大手ゴルフレッスン会社に勤務
ゴルフフレンズ編集部
執筆者の経歴・詳細はこちら
小学生2年生からゴルフを始め、ゴルフの魅力に気づく。
PGAティーチングプロA級を取得し、その後は大手ゴルフレッスン会社に勤務。現在はゴルフフレンズ編集部として、ゴルフに関する記事を執筆している。

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